クラシックドキュメンタリー ブルーレイ
■ クラシックドキュメンタリー ブルーレイ ■
商品の説明
ショパン 2枚組
マズルカ(全51曲)
CD1 第1番~第26番
CD2 第27番~第51番
ニキタ・マガロフ(ピアノ)
録音:1956年5月 クラシックドキュメンタリー ブルーレイ クラシックドキュメンタリー ブルーレイ
クラシックの魅力を映像と音楽で完全に体感できるDVDをお見逃しなく。 ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
ショパンを特に得意としたマガロフの、65歳ごろの録音。舞曲マズルカの持つ本来のリズムが鋭くとらえられ、心地よい躍動感を生んでいる。その間のとり方の巧妙なことや、レガートによる語り口のうまさなどは、老境にさしかかった大ピアニストならではの至芸といえよう。
おそらく表面的に聴き通しただけでは、退屈な演奏と感じて、マガロフの真価はわからないと思う。三拍子の曲ばかり、しかも一曲が数分で終わる。ルービンシュタインのように大きな盛り上がりもつけていなければ、フランソワのような何が飛び出すか分からない強烈な個性を発揮してもいない。しかし、聴きこむほどに演奏の暖かさ高貴さ優雅さ、そして音楽を読みきった味わいの深さが心に沁みてくる。実に癒しに満ちた演奏である。次第に各曲の個性を描ききっていることが分かってくる。繊細さと共に精緻で微妙な表現が見えてくる。何とも魅力的なピアニストである。
アルゲリッチや内田光子さんが演奏に行き詰まると、マガロフを訪れ音楽について語り合い、迷いを晴らすと言われていた。それだけ大きく深みのある音楽を持ち人間的にも魅力に満ち溢れた音楽家であるのだろう。それがこのような小曲集からも強く印象づけられる。誰にでも好まれる演奏かどうかは分からない。しかし、半世紀もクラシック音楽を聴き続けていると、マガロフのようなピアニストに無性に惹きつけられる。
ピアノを弾く人にマガロフが好きな人が多いらしい。納得します。ピアノの音色は美麗そのものですし、何よりも真摯な音楽で、超メジャーな名前だけの奏者より、数十倍も多くのことを教えてくれます。本当に聴くべきものが多い録音です。それにしてもこの演奏、透明感に溢れかつ飾らない美しい音色により、聴くだけで心が洗われる思い。一つ一つの音色の響きが本当に美しい。
国内盤【廃盤】帯無し、盤面傷無し
プラケースすれあり
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追加1点に付き各150円引き
10点以上は全品150円引き
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■ ブルーレイ クラシック商品の状態やや傷や汚れあり発送元の地域滋賀県
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